6月のブログ、鶴ヶ島駅西口商店会の電灯でも当店前の通りについて
ふれましたが、この駅前通りの古い写真がでてきました。
この写真と同じ場所から、1950年(昭和25年)に撮影された写真です。
なんと64年前、1950年の鶴ヶ島駅西口商店街通りです。
まだ駅の周辺も農家が多く、
道は砂利道で車もあまり走っていなかったようです。
ちょうど当店の向こう側から、駅反対方向に撮影されています。
この写真は私の父親が、
当店のお隣にある河合商店の店主である商店会長のお父様
故 河合 兵司さんからいただいたそうです。
河合 兵司さんは永く鶴ヶ島商工会の会長を務めて
鶴ヶ島の発展に寄与した方です。
当時鶴ヶ島駅はすでにありましたが、
駅周辺にはお店も少なく、西口のアルカーサルのある
場所は今泉さんが牧場を営んでいたそうです。
この時の鶴ヶ島村の人口はまだ6800人ほどの農村でした。
この写真の右側に写っているのは、
以前に河合商店のとなりにあった吉田商店です。
食料品や鮮魚を扱うお店で、
私もよく子供の時には買い物に行きました。
その奥にある建物は八百屋だったそうです。
当店の場所は、この当時は農家の出荷組合がありました。
この後に、お隣の河合商店や
当店前のアネックス(サカエヤさん)が開店しています。
そして1960年、今から54年前に私の母がこの場所で
きく美容室をオープンしました。
当時は美容室も少なく、このあたりでは
駅の東口にもうひとつあるだけでした。
その後は1966年に鶴ヶ島村が鶴ヶ島町になり、
1970年代から80年代にかけて急速に住宅が増えて、
毎年10%近くも人口が増加していたそうです。
その後、東口しかなかった鶴ヶ島駅に西口ができて、
駅周辺も店が増加していきます。
1991年には、鶴ヶ島町から鶴ヶ島市になりました。
今では、写真が撮影された当時の10倍以上の人口になりました。
家部 誠一