ようやく工事が終わり、建物がきれいになって新築完成の時の感動を思いだしました。
職人の皆さんありがとうございました。
工事中は多くのお客様が、店がわかりずらく通過してしまったようです。
大変ご迷惑をおかけしました。
この建物ですが、都内で活躍している私の友人の川崎 修一氏による設計です。
彼とは以前私がヨーロッパを一人旅していた時に立ち寄った、イタリアのシエナという美しい街で
偶然知り合いました。
そのとき私は街についてから今日泊まる安宿をさがしていて、観光案内所で教えてもらった
安ホテルに着いてみると、日本人が2人なにやら宿の主人と交渉していました。
尋ねてみると、大きな部屋しか空いていなくて一人で泊まるので安くならないか交渉していたのです。
そこへちょうど私が来たので一緒の部屋に泊まる事になり、話がまとまりました。
その時彼はやはり一人でヨーロッパの建築を訪ねて旅をしていました。
一緒にいた日本人はシエナで音楽の勉強をしていた方で街中で偶然出会ってこのホテルを教えてもらったそうです。
その後東京で再会して、いつの日か自分の店を開くときは店の設計の依頼を約束しました。
この彼の設計による建築は実は新築ではなく古い建物の鉄骨も利用して増築したものです。
元の建物は1978年、約34年前に当時鶴ヶ島では珍しかった、屋上付きの重量鉄骨造でした。
まだ骨組みがしっかりしていたので、半分をあたらしくしてつなげてまるで新築のようになりました。
この建築のデザインはその年開催された
東京ガス主催の第5回 「あたたかな住空間デザイン」 コンペティションで優秀賞に選ばれました。
また時々建築雑誌にも彼の作品が掲載されています。
これからご自分の家を建てたいと思っている方や、増改築を考えている方で少しデザインもこだわりたい場合は
ぜひ彼の設計事務所に相談してみてください、きっとステキな家になるとおもいます。
(ぜひHPをチェックしてみて下さい。 http://www.kawasaki-apf.com/ )
Gabe