昨日、川口リリアホールへピアノコンサートに行って来ました。
演奏者は、ポーランドのピアニスト クリスチャン・ツィメルマンです。
彼は18歳の時、1975年のショパン国際ピアノコンクールで史上最年少で優勝して以来、
多くの有名指揮者とも共演して、現代最高のピアニストの一人と言われ日本にも何回も来ています。
久しぶりに来た川口でしたが、高層マンションが立ち並び駅の周辺は、
クリスマスイルミネーションがとてもきれいでした。
大ホールでは開演ぎりぎりまでピアノの調律をしていて、30分おくれで開場しました。
ホールにあわせて完璧な音を求める姿勢には敬服します。
会場も期待の緊張感につつまれるなか、美しいぐらいの白髪と髭のツィメルマンが巨匠の貫禄で登場して
さっそく演奏が始まりました。
演目はドビュッシー、シマノフスキ、ショパンの曲でしたが、会場いっぱいにその繊細でダイナッミクな
音につつまれました。特に最後に演奏されたショパンのピアノソナタ第3番はすばらしく演奏後の
拍手はいつまでも鳴り止まず、最高のコンサートでした。
from Gabe