店の2連休に、北アルプスの常念岳に行ってきました。
常念岳は、標高2857mの安曇野からもよく見える美しい山で
安曇野のシンボルとなっています。
山のふもとはちょうど紅葉がきれいな時期でした。
山の上では高い木は育たず、強風の為このような形になってしまいます。
登り始めるとしばらくして雨になり、冷たい雨の中 なんとか山頂にたどりつきました。
山頂からは何も見えませんが、2857mまで登ってきた
という達成感があります。
下山途中に、四羽の雷鳥に出会いました。
冬毛に生え変わる途中で毛が白くなってきています。
この寒い雨の中、元気にエサをさがしていました。
この日は、山頂下にある常念小屋に宿泊しました。
部屋は6畳ほどですが、夏山シーズンの時期は12人の定員です。
今日は私ひとりでゆっくりくつろげました。
登山の楽しみはなんといっても食事です。
山小屋での食事は本当に美味しく感じます。
この日は20代の男性と4人の山ガールグループと
いっしょに楽しく食事ができました。
次の日も雨かと思っていましたが、朝起きてみると雨がやんで
北アルプスの主峰たちがきれいにみえました。
右上の山が槍ヶ岳です。またいつか行ってみたい山です。
こちらは北穂高岳と奥穂高岳です。もうかなり雪が降り積もっています。
日の出時間の美しい雲海です。
この後、せっかくなので朝食を食べてからまた常念岳の山頂に登りました。
山頂からの眺めは、昨日とはまったく違ってすばらしい景色でした。
左の山は蝶ヶ岳、中央の川は上高地を流れる梓川の上流、
右は前穂高岳です。
こちらは大天井岳に続く山々で奥には、今年の5月に
登った燕岳が見えます。
双眼鏡で覗くと5月に泊まった燕山荘が見えました。
下山するとこんどは猿の群れに遭遇しました。
冬にそなえて少し太っています。
人間をみてもそれほど警戒していませんでした。
登山の後の楽しみといえば温泉です。
北アルプス周辺は温泉も豊富で登山者の
疲れを癒してくれます。
予定より早いペースで下山してからゆっくり
温泉につかりました。
温泉の後は安曇野のそば店で長野のおいしい新そばを味わってから
帰路につきました。
家部 誠一