まだまだ寒い日が続きますが、冬は空気が澄んでいて夜の星空もきれいです
冬に見える星座の代表オリオン座はご存知ですか?
南の夜空に見える三ツ星のあたりです。
オリオンとはギリシャ神話に出てくる強くたくましいイケメン巨人の名前で
海の神様ポセイドンの子で海を自由に歩くことができたそうです。
その三ツ星の東側下の延長線上にある青白い星は、惑星以外では全天で一番明るい星おおいぬ座のシリウスです。
この☆は広い銀河の中では太陽から近いお隣さんですが、それでも光の速度で8.6年という年月がかかってしまいます。
同じ銀河の中でも遠い星は光の速さで何万年も彼方です。宇宙はなんて広いのでしょう。
そのシリウスとオリオン座左上の少し赤い星、そしてそこからずっと東側にある明い星3個を
線で結ぶと大きな三角形になりますが、これが冬の第三角形と呼ばれています。
さて西の方を見てみますとシリウスよりも明るい少し黄色の星が見えます。
よく見ると他の星たちと違ってきらきらとまたたかず、光がじっとしています。
これは惑星の見え方の特徴でこの星は太陽をまわる最大の惑星 木星です。
英語ではジュピターと呼ばれ、古代ギリシャで最高位の神様ゼウスの事です。
まさしく太陽系惑星の王様といえるでしょう。
ジュピターと言えばイギリスの作曲家エルガーの作曲した、組曲 惑星の中の
ひとつジュピターが有名です。平原綾香さんがカバーしていたので、メロディーは
きっと知っていると思います。興味のある方はぜひオーケストラの原曲を聞いてみてください
宇宙空間にある巨大な惑星をイメージさせる。感動的で壮大な曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=ytQfhqWmr9M
皆様もときどき夜空を見上げてギリシャ神話や遠い宇宙に思いをめぐらせてはいかがでしょうか?
by gabe