冬季オリンピックが盛り上がっています。
私は毎年スキーに行くので、特にスキー競技に
注目しています。
12日には、日本チーム第一号のメダルとなる
銅メダルをフリースタイルスキー男子モーグルの
原 大智選手が獲得しました。
なんと雪国ではなく、私がかつて仕事を
していた東京広尾出身の20才です。
今回のオリンピックのメダル獲得は
日本男子モーグル競技初の快挙です。
しかも日本の男子競技スキー界では
ノルディック以外では約60年ぶりだと思います。
モーグルとは、ノルウェー語でコブという意味で
大きなコブのできたデコボコの斜面を
滑る競技です。
私もここ数年、モーグルにはまりコブばかり
滑っているので、この快挙は本当に嬉しく思います。
女子のモーグルは、残念ながら村田 愛里咲選手が
18位に終わりました。
かつて日本の女子モーグルは、1998年長野五輪で
里谷 多英選手が金メダルを取って以来
レベルが高く、今回現地で解説員をしている
上村愛子選手はワールドカップでは
何回も優勝していましたが
少しのところでメダルを逃しています。
今回女子モーグル競技で強豪国カナダの選手に
勝って金メダルをとった
フランスのペリーヌ ラフォン選手は、
かつてモーグルの帝王とよばれた
オリンピック正式種目初のモーグル金メダリスト、
エドガー グロスピロン以来のフランスモーグル選手の
メダリストとなりました。
ちなみに私は、当時エドガー選手にあこがれて同じ
フランスメーカーのスキー板を
使っていましたが、まったくコブは滑れませんでした。
今回のオリンピックモーグルでは
世界のほとんどの選手が
日本メーカーID one の
スキー板を使っていました。
私も愛用していますが、
これもまた嬉しい事です。
昨年の世界選手権大会と、今年のワールドカップで
カナダのモーグル絶対王者
ミカエル キングズベリー選手を破って
日本男子初優勝を遂げた堀島 行真選手は
メダルを一番期待していましたが、
残念ながらメダルにとどきませんでした。
しかしこれからの日本男子モーグルの
選手たちは期待できそうです。
できたらスキーアルペン競技でも
メダルを獲得して欲しいと思います。
家部