秋の北アルプスへ出かけました。
前日にあずみ野から登山口の
駐車場に行き車中泊して
一ノ沢登山口から常念山脈の最高峰
大天井岳(オテンショウダケ)
に向かいました。
7時間ほど歩いて山頂に到着しましたが、
雪がちらつくこの時間は何も見えませんでした。
冷たい強風で真冬の寒さです。
10月になってから山頂付近には
何回も雪が降り、
まだ積もっていました。
このあたりはもう冬です。
山頂すぐ下にある山小屋、
大天荘のまわりも雪が積もっていました。
夕方になると空は晴れてきましたが、
槍ヶ岳山頂にはまだ雲がかかっています。
逆方向の燕岳方面は夕日に照らされた
表銀座コースと呼ばれる尾根が
きれいでした。
翌朝、早起きすると外は素晴らしい星空。
もう冬の星座たちと冬の天の川もみえました。
夜明け前。
雲海からのご来光。
朝日に照らされた山々。
夏に登った槍ヶ岳はもう冬化粧です。
ここからは山頂の右横に小槍も見えます。
穂高岳も上の方は雪です。
次の日は快晴で山頂からの眺めは素晴らしかったです。
大天荘を後にしてまた来た道をもどります。
途中でライチョウに会いました。
眼下にある常念小屋に戻ってから雪の常念岳に登ります。
今年二回目の常念岳からは、
今回も素晴らしい眺めでした。
ここからの槍ヶ岳は山頂下の左肩に
山小屋の槍ヶ岳山荘が見えます。
縦走して南下したので少し違って見えました。
常念岳からは穂高岳がより近くに見えます。
下山すると裾の方はまだ秋の紅葉が見れます。
午後も快晴だったので、
青空と紅葉のコントラストが素晴らしかったです。
今年三回目の北アルプス登山では、
夏に登った槍ヶ岳から穂高岳までの縦走路が
雪に覆われ冬の景色となってよく見えました。
天気に恵まれ雪山と紅葉が見れて幸運でした。
家部